競艇選手を横断幕で応援!ルール・掲出手順・費用まとめ

【ボートレース】競艇用の横断幕についてのルールを知ろう
競艇のレースで横断幕を設置するには、一般社団法人日本ボートレース振興会で定められたルールに従う必要があります。
競艇用横断幕の規格
横断幕のサイズは縦200cm×横1000cm以内におさめる必要があります。
まれにスペースが余っている場合規格外のものも掲出してくれることがありますが、確約できないため規格内に収めるのが必須といえます。
競艇用横断幕の掲出ルール
当日持ち込んで掲出することはできません。
事前にレース場に送付する必要があります。
競艇用横断幕のデザインや文言
特に細かな規定はありませんが、選手を誹謗中傷する内容や過激な表現、公序良俗に反するものはNGです。
会社名や個人名など営利目的なものもNGです。
競艇用横断幕取り扱い上の注意
競艇場は天候に左右されやすいため、極端に汚損・破損した横断幕は掲出できません。
送る前に必ずメンテナンスしておきましょう。
また、競艇場の天候が原因で破損した場合でもレース場は責任を負いません。
【ボートレース】横断幕作成~競艇場への掲出・保管の流れ

作りたい横断幕のイメージが決まったら、業者に見積もりを取って作成に入ります。
見積もり後、約5営業日~2週間程度で出荷されます。
土日祝日は休業日の業者が多いため、遅くてもレース当日の一ヶ月前までには見積もりを取るようにしましょう。
※出荷までの期間は選択するプランによって異なります。
横断幕は競艇場へ事前送付することで掲示可能となります。
ほとんどの競艇場はレースの開催日の3日前が必着となります。
箱の外にはレースと選手名を記入し、中には横断幕以外に返送用の着払い伝票、横断幕の紐、メモ(レースタイトル・選手名)を同封します。
※同封物については競艇場によって異なる場合がございますので事前に確認が必要です。
なお、東京の江戸川競艇場などは横断幕の掲出は不可なので送付することはできません。
競艇の横断幕は大きいサイズであることと、掲出場所が高所や水際になるため当日持ち込んで自分で取り付けることができません。
担当者が横断幕の取り外しを行うことになるため、設置場所の指定もできません。
係員が横断幕を撤去後はすみやかに返送されます。
場合によっては数日かかることもあります。
競艇場は海風や砂埃が強いため横断幕は汚れてしまいます。
次回のレースも使いたいのならお手入れをしておきましょう。
ターポリンの横断幕は柔らかい濡れ雑巾でやさしく拭き取ります。
汚れが強い場合は中性洗剤を薄めたもので拭き取ると汚れが落ちます。
よく乾かし、丸めて風通しのよいところで保管しましょう。
【ボートレース】競艇の横断幕に適した生地・サイズとは
競艇の横断幕は縦200cm×横1000cm以内で作るよう定められています。
必ず規格内で作成するようにしましょう。
競艇場に適したサイズは以下のとおりです。
競艇の横断幕におすすめのサイズ

おすすめのサイズ | |||
縦170cm×横425cm | 縦180cm×横600cm | 縦180cm×横720cm |
競艇の横断幕におすすめの生地

ポリエステル製の布を塩化ビニールでコーティングしたものになります。
厚みがあり雨風に強く水を弾きやすいことと、お手入れのしやすさが人気です。

丈夫さではターポリンに劣りますが、柔らかく軽量で持ち運びしやすいのがトロマット横断幕の長所です。
手洗いでの洗濯も可能です。
【ボートレース】競艇の横断幕にかかる費用はいくら?
競艇の横断幕は、作成費用だけではなく梱包資材などもコストがかかるのが特徴です。
下記の条件で作った際の参考費用は以下の通りです。
必要なもの | 参考金額(税込) |
横断幕本体 |
39,312円 データ制作依頼の場合、データ制作費として+4,950円~ |
横断幕用の紐 |
996円 1本83円×12本 ※設置用の紐は当サイトでは販売しておりません。 お近くのホームセンターなどでお買い求めください。 |
梱包資材 |
2,080円 160サイズ用段ボール×1個 ※梱包資材は当サイトでは販売しておりません。 お近くのホームセンターなどでお買い求めください。 |
配送料(往復) |
4,140~5,020円 160サイズ・関東発送・片道2,070円~2,510円×2 |
合計 | 46,528円~47,408円 |
競艇の横断幕のデザイン例
競艇の横断幕は、常識の範囲内であれば比較的自由度が高く、特にデザインの規定はありません。
いちばんオーソドックスなのは選手名・登録番号・応援メッセージの三点セットです。
四字熟語や英語のメッセージを添えるとよく映えます。
また、所属している競艇場の名前を入れるのも地域性があるためおすすめです。
ボートの写真や簡単なイラストを入れるのもよいでしょう。
競艇の横断幕は、大きさの規定にさえ気をつければ自由に作成することができます。
他のスポーツの横断幕と比べて大きいため製作費の面でコストがかかり、事前に競艇場へ送付するなど手間がありますが、しっかりと見積もりを取って長く使えるような横断幕を作成しましょう。