講演会で使用する垂れ幕のデザイン例やレイアウトについて紹介!

講演会で使用する垂れ幕のデザイン例やレイアウトについて紹介!

講演会において垂れ幕は、会場の雰囲気づくりに欠かせないアイテムの1つです。しかし、どのような生地やデザインで垂れ幕を作成すればよいかわからないという方もいるのではないでしょうか。

この記事では、垂れ幕の使用用途や定番の生地、デザイン例について解説します。垂れ幕を作成する際にはぜひ参考にしてみてください。

講演会で使う垂れ幕の用途

講演会用の垂れ幕は、式典や研修会、セミナー、発表会、会議などの場で使われます。垂れ幕には講演会の演題や内容、スローガン、登壇者の名前などが提示され、ステージの脇や中央などに設置されます。

講演会用の垂れ幕を使うと、講演会のテーマやスローガンを提示したまま会を進行できるため、来場者と主題を共有しながら講演を進めることができます。また、垂れ幕があると登壇者とマイクだけの環境で会を進行するよりも壇上の雰囲気が引き締まるため、適度な緊張感を持ちながら会を進行することができるでしょう。

さらに、垂れ幕は来場者を会場へ誘導する際にも活用できます。なぜなら、垂れ幕を使うと、講演会のタイトルや登壇者を一目で来場者に伝えることができるためです。大きな会場では、同日同時刻に別の講演会が開催されることもあります。来場者への目印としても垂れ幕が役立つのです。

講演会で使う垂れ幕に使用される定番の生地

講演会で使う垂れ幕にはどのような生地が使用されるのでしょうか。下記では表形式で定番の生地について紹介します。

生地の種類 特徴
トロマット テトロンツイルの2倍以上の太さの糸で縫われた布生地で、屋内設置におすすめです。柔らかく、折ジワや色剥がれがおきにくい素材です。
合成紙 原料に合成樹脂が使われた紙であり、ユポ紙とも呼ばれます。コピー用紙のようにすぐに破れることはなく、刃物を使用しないと切断できません。耐水性があり、湿気にも強い素材です。

講演会で使う垂れ幕のデザインのポイント

講演会で使う垂れ幕のデザインは、できるだけシンプルなものにしましょう。講演会のテーマや登壇者の名前を伝えることが目的であるためです。白地に黒字で演題や登壇者の名前などを明記し、画像を入れる場合は企業ロゴをワンポイントで入れる程度が望ましいでしょう。

垂れ幕に使うフォントは1種類に絞ると統一感を出しやすくなります。字の輪郭が太いフォントを使うと、遠くからでも見やすい仕上がりになるでしょう。

演題を目立たせるレイアウトに

講演会用の垂れ幕に情報を入れるときは、演題を一番大きくし、次に登壇者の名前を大きく配置します。肩書きを入れる場合は、登壇者の名前よりもさらに小さい文字で表示してください。名前に敬称を入れるときは、名前よりも文字サイズを小さくすると、登壇者の名前を引き立てることができます。

敬称の付け方

名前に敬称をつけるときは「氏」「様」「さん」などをつけることが一般的です。医師や教師、弁護士、会計士などの先生と呼ばれる職業の方の場合は、敬称を先生とすることも可能です。

また、垂れ幕に入れる情報は、演題や登壇者の名前だけにするなど、必要最低限のものに絞りましょう。情報を詰めすぎると字が小さくなり、視認性が悪くなるためです。

講演会で使う垂れ幕のデザイン例

ここでは用途別に垂れ幕のデザイン例を紹介しています。垂れ幕のデザインを作成する際の参考にご活用ください。

ホールなどの大きめの会場で使う垂れ幕

ホールなどの大きめの会場で使う垂れ幕は、演題や標語などを目立つようにデザインレイアウトするのがおすすめです。ホールなどの大きめの会場で使うことを想定したサイズや生地、価格を記載しておりますので、デザイン例と併せてご確認ください。

ホールなどの大きめの会場で使う垂れ幕のデザイン
使用用途 大ホールでの講演会用
サイズ 縦550cm×横80cm
生地 トロマット
想定価格 約16,000円

※オプションなし・標準の仕立てで作成した場合

会議室などの小ホールで使う垂れ幕

会議室などの小ホールで使う垂れ幕は、演題に加えて登壇者の役職や氏名を幕にレイアウトすることが多いです。会議室などの小ホールで使うことを想定したサイズや生地、価格を記載しておりますので、デザイン例と併せてご確認ください。

会議室などの小ホールで使う垂れ幕のデザイン
使用用途 小ホールでの講演会用
サイズ 縦150cm×横30cm
生地 トロマット
想定価格 約5,000円

※オプションなし・標準の仕立てで作成した場合

まとめ

今回は、講演会での垂れ幕の使用用途や定番の生地、デザイン例について解説しました。
講演会において垂れ幕は、会場の雰囲気づくりに欠かせないアイテムの1つです。そのため、どのような生地やデザインで垂れ幕を作成すればいいか迷った際には、この記事を参考にしてみてください。