お祝いに使える横断幕のデザイン例とそのポイントを解説!

お祝いの場に華やかさを添える横断幕は、イベントをさらに特別なものにする欠かせないアイテムです。誕生日や結婚式、還暦などの記念日など、それぞれのシーンにぴったりなデザインを選べば、思い出に残る感動的な瞬間を演出できます。
この記事では、各シーンに合わせた横断幕のおすすめデザインや、選び方のポイントをわかりやすく紹介します。
誕生日に使える横断幕
誕生日祝いをより一層盛り上げるために、それぞれの年齢やテーマに合わせた横断幕を手作りするのは素敵なアイデアです。ここでは、出産や子どもの誕生日、還暦以降の特別なお祝いに使えるデザイン例を紹介します。
出産や小さい子どもの誕生日に使える横断幕
出産祝いや小さな子どもの誕生日は、特に温かい雰囲気でお祝いしたいものです。可愛らしい色やモチーフを使って、家族や友人が集まる場をさらに特別なものにしましょう。

おすすめの色 | おすすめのモチーフ | 記載する文字例 |
---|---|---|
白 オレンジ パステルピンク パステルイエロー パステルブルー パステルグリーン 赤・青・黄などの原色系 など |
ケーキ 風船 花 動物 お祝いする方の写真や似顔絵 フラッグガーランド(三角旗) など |
「Happy Birthday ○○ちゃん!」 「〇歳おめでとう!」 「〇〇ちゃんお誕生日おめでとう!」 「これからも笑顔いっぱいに大きくなってね」 など |
お子さんの誕生日祝いに使う横断幕は柔らかい色合いが好まれます。特にパステル系のピンクやイエローなどは可愛らしさや明るさを表現しやすいため、よく用いられるカラーです。
また、赤や青、黄色などの原色系も部屋をぱっと明るくする効果があり、お祝いのムードを引き立てます。
さらに、主役となるお子さんの写真やお気に入りのモチーフを入れることで特別感を演出できるでしょう。ご家族からの温かいメッセージを入れて記念に残る横断幕にしましょう。
還暦以降の誕生日に使える横断幕
還暦や喜寿、傘寿、米寿といった節目のお祝いは、一生の中でも大切なイベントです。その場にふさわしい、華やかで敬意を表したデザインを選びましょう。

おすすめの色 | おすすめのモチーフ | 記載する文字例 |
---|---|---|
還暦(60歳):赤 古希(70歳):紫 喜寿(77歳):紫 傘寿(80歳):金・黄色 米寿(88歳):金・黄色 卒寿(90歳):紫・白 白寿(99歳):白 百寿(100歳):白・桃 |
鶴 扇子 波 お祝いする方の写真や似顔絵 など |
「祝・米寿 ○○さん」 「〇歳おめでとう!」 「還暦おめでとうございます」 「感謝の気持ちをこめて」 「いつまでも元気でいてね」 など |
長寿のお祝いには節目ごとに決まった色があります。還暦の場合は赤をメインに置き、紫や金、白などほかの色も使いながら、バランスよく仕上げることが考えられます。
長寿をお祝いするモチーフは上記のものが一般的です。松竹梅などを、デザインの一部に加えた横断幕も存在します。
長寿の方への感謝と祝福の気持ちが伝わるよう、心温まるデザインを選んでいきましょう。
成人のお祝いで使える横断幕
成人式は人生の大きな節目であり、祝いの場には特別感を演出するデザインが必要です。
以下におすすめの配色、デザインモチーフ、そして文字例を紹介します。

おすすめの色 | おすすめのモチーフ | 記載する文字例 |
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赤 黒 金色 など |
桜 日の出 富士山 天女や鳳凰 獅子や虎 のし・水引 など |
「祝 成人」 「〇〇(地域名) 第〇〇期」 「〇〇(名前)おめでとう」(連名でもOK) 「新成人(20XX.XX.XX)」 など |
赤や黒、金色は祝いの華やかさとともに、厳粛で豪華な雰囲気を演出します。さらに、桜や日の出、富士山といったモチーフは、新たな門出を祝う象徴として適しています。
伝統的なデザイン要素を取り入れることで、祝福の気持ちと未来への期待を力強く伝えられます。文字はシンプルでわかりやすいものを選び、ひと目で祝福の意図が伝わるよう工夫しましょう。
結婚式に使える横断幕
結婚式での横断幕は、場所や目的に合わせたデザインが重要です。また、結婚式場の許可を事前に確認することが求められます。設置場所、方法、サイズ、持込料の有無など、細かい点をしっかり確認しましょう。

おすすめの色 | おすすめのモチーフ | 記載する文字例 |
---|---|---|
ピンク 白 グリーン 黄色 赤 など |
花 ハート 風船 扇 二人の写真 など |
「Happy Wedding 〇&〇」 「Happy Ever After」 「ご結婚おめでとう」 「末永くお幸せに」 「Congratulations!」 「Friends Forever」 など |
結婚式の横断幕は、比較的シンプルなデザインや色合いのものが多い傾向があります。文字よりも背景の割合が大きい場合もあり、自由なデザインで作成しやすいのも特徴の一つです。
歓迎シーンで使える横断幕
歓迎シーンで使用する横断幕は、イベントの種類や来場者の年齢、企業文化、さらには設定される場所によってデザインが異なります。

シチュエーション | おすすめの色やモチーフ | 記載する文字例 |
---|---|---|
企業の新入社員歓迎式 | シックで落ち着いた色合い 企業ロゴやシンプルなライン |
「入社おめでとう!」 「〇〇社へようこそ!心より歓迎します」 |
学校の入学式 | 明るい色(イエローやグリーンなど) 学校のマスコットや校章 |
「〇〇高校(大学)へようこそ!」 |
地域の観光地のお出迎え | 鮮やかな色使い(オレンジや水色、ブルーなど) 観光名所のイラストや写真 |
歓迎!〇〇にようこそ!」 |
スポーツチームへの入団 | チームカラー チームマスコットやロゴ ボールやユニフォームなどのアイテム |
「〇〇さん!入団おめでとう」 「祝 入団式」 |
シチュエーションがオンかオフかでも横断幕に採用するデザインが若干違ってきます。その場のテーマや目的に合ったモチーフを取り入れることが重要です。
また、記載するテキストには企業ビジョンや学校目標、チームスローガンなどを入れることも考慮されます。
送別シーンで使える横断幕
送別シーンでは、個人や団体に感謝の気持ちを伝えるための横断幕が使用されます。こちらも設定する場所や受け取る側によってデザインが異なります。

おすすめの色 | おすすめのモチーフ | 記載する文字例 |
---|---|---|
温かみのあるピンクやオレンジ 赤や黄色 企業や団体のイメージカラー など |
花や葉っぱ バルーン 太陽 ※祝退職の場合は鶴など |
「お疲れ様でした!」 「新天地でのご活躍をお祈りします」 「お世話になりました」 「ありがとうございました」 |
送別会で使う横断幕には感謝の気持ちが伝わるようなメッセージを心がけましょう。また、送別会は未来へのエールを伝える場でもあります。あまり暗い色を使うと悲しい印象を与えてしまうため、明るめの色を使うことが推奨されます。
式典で使える横断幕
入学式や卒業式、入社式、内定式などの特別な場面では、参加者の祝福や期待感を高めるために横断幕が用いられます。以下に、具体的なデザインの例や配色、文字例を紹介します。

おすすめの色 | おすすめのモチーフ | 記載する文字例 |
---|---|---|
白地に黒 「祝」を使う場合は赤 など |
学校名や企業名 校章や企業ロゴ 令和〇年度 第〇回 など |
「祝 入学式(卒業式)」 「祝 入社式」 「〇〇〇内定式」 など |
学校や企業の式典に使う横断幕では、シンプルなテキストデザインで落ち着いた印象を表現することが多いです。
また、企業のイメージカラーを地に用いて白抜きで表現したり、背景に流線形のデザインを施したりする方法もあります。
学校関係のお祝いで使える横断幕
学校や部活のお祝いで使用する横断幕は、出場記念や優勝記念、合格記念、就職記念など多岐にわたります。これらの幕は、目に触れる場所に設置され、シンプルでわかりやすいデザインが求められます。

おすすめの色 | おすすめのモチーフ | 記載する文字例 |
---|---|---|
「祝」は赤 学校名は黒 大会名は白 背景は緑 など |
校章やチームロゴ ボールや楽器など部活で使う用具 背景全面に活躍している写真 チームメンバー など |
「祝 〇〇部全国大会優勝」 「〇〇さん 〇〇大会優勝」 「祝合格 〇〇大学〇〇学部」 「必勝祈願!〇〇高校〇〇部」 |
おすすめの色は基本的なカラーですが、学校によっては青地や緑地に白抜き、黄色の文字を入れる場合もあります。
学校関係のイベントで使用する横断幕は、シーンごとの雰囲気や目的に合わせたデザインが重要です。色の選定や文字の配置、イラストなども適宜工夫し、より感動的なメッセージを伝えていきましょう。
お祝いの横断幕におすすめできるサイズ
お祝いごとで使用する横断幕は、設置する場所や目的に応じてサイズを選ぶことが重要です。以下に、手で持つ、室内の壁に飾る、屋外の壁やフェンスに飾る場合のおすすめサイズを紹介します。
手で持って横断幕を使用する場合
手持ちの横断幕は、写真撮影などでの使用が想定されます。少人数で持つことを考慮した場合、以下のサイズがおすすめです。
- 縦45cm×横150cm
- 縦60cm×横120cm
- 縦70cm×横200cm
これらのサイズは、持ち運びやすく、しっかりとメッセージを目立たせることができます。
室内の壁に飾る場合
室内での使用は、会場の大きさによっておすすめのサイズが異なります。以下に小さめの会場と大きめの会場でそれぞれ適したサイズを示します。
■小さめの会場向け横断幕のサイズ
- 縦80cm×横180cm
- 縦120cm×横200cm
- 縦150cm×横300cm
■大きめの会場向け横断幕のサイズ
- 縦120cm×横200cm
- 縦120cm×横300cm
- 縦90cm×横500cm
これらのサイズは、室内での視認性も高く、参加者に祝福の気持ちを伝えるのに適しています。
屋外の壁やフェンスに飾る場合
屋外での使用に際しては、風や雨などの影響を受けにくいサイズを選ぶことがポイントです。以下に屋外でのおすすめサイズを示します。
- 縦90cm×横500cm
- 縦120cm×横540cm
- 縦150cm×横600cm
これらのサイズは遠くからでも視認性が高いといえ、多くの人の目に触れる場所でも効果的にメッセージを伝えられるでしょう。
お祝いの横断幕は、使用するシーンや設置場所に応じたサイズ選びが重要です。手持ち、室内、屋外それぞれの条件に適したサイズを選ぶことで、より効果的に祝福のメッセージを届けていきましょう。
まとめ
横断幕はお祝いシーンを彩る重要なアイテムであり、デザインを工夫することで感動的なシーンを演出しやすくなります。手作りに挑戦したい方は、こちらのコラムで詳しい手順を解説していますので、参考にしてください。
また、MAKUSHOPではお祝いや歓迎に適した横断幕を作成することができます。思い出に残るイベントを、オリジナルの横断幕で華やかに彩っていきましょう。
