横断幕を手作りしてみよう

横断幕を手作りしてみよう

横断幕とは

  • ① 道路の上方に、道路を横断するように掲げた、標語などが書かれた横長の幕
  • ② 建物の外壁や大きな部屋の壁に掲げた、標語などが書かれた横長の幕。
という意味があります。これだけではよくどんなものなのかということがはっきりしませんね。身近なところでいうと、中学校や高校のときに学校祭や合唱コンクールなどでクラスが団結するために作られた旗のことです。クラスのみんなでデザインを考え、クラスのみんなで旗に色を塗って形にしていくのが横断幕です。それ以外にも甲子園球場や競馬場など、スポーツ会場などで多く見かけることがあると思います。
その横断幕についての作り方をレクチャーいたします。横断幕を作りたいとお考えの方はぜひご覧ください。
案外難しいと思っている横断幕ですが、作り方はいたってシンプルです。材料も少なく、比較的安価で独自の横断幕を作成することができるのが横断幕の魅力です。

横断幕についてあまり知らない方のために

「横断幕」について知ったつもりになっていて実はあまり知らない人へ、もう少し横断幕について詳しく説明していきたいと思います。

「横断幕」以外にも「旗」には種類があります。

横断幕以外にも「旗」には様々な種類が存在します(「横断幕」は、大きく分類すると「旗」の一種です)。たとえば「のぼり」とは何のことを指すかご存じでしょうか?さらに「懸垂幕」は?このように「旗」といっても一種類ではありません。様々な種類が存在します。それらの違いを明確に知っている人は決して多くありません。しかし、「旗」の種類や使用上の違いを知ることによって、より興味深く横断幕造りを行うことができると思います!

(注意!)「横断幕」と似ている「旗」の種類があります

「横断幕」と「懸垂幕」はとてもよく似ています。この二つの旗の違いは、【縦の辺と横の辺で、どちらの辺が長いのか】ということです。「横断幕」は【横に長い長方形型の旗】であったのに対して、「懸垂幕」は、【縦に長い長方形型の旗】のことを指します。

「横断幕」、「懸垂幕」と「のぼり」の違いは?

「横断幕」、「懸垂幕」と「のぼり」の根本的な違いは、【旗が結び付けられているか結び付けられていないか】です。「横断幕」や「懸垂幕」は、持ち運びするため、試用するたびに紐などで縛り使用します。それに対して、「のぼり」というのは、もともと棒や柱などに固定してあります。そのため持ち運びをすることができず、固定した場所でのみの使用に限ります。「横断幕」や「懸垂幕」は持ち運び可能な「旗」で、「のぼり」は持ち運び不可能な「旗」と覚えると良いですね。

横断幕の作り方

それでは実際に、横断幕の作成方法について見ていきましょう

横断幕のデザインについて考える。

はじめに、横断幕のデザインを考えましょう!この工程が一番大切といっても過言ではありません。この作業に手を抜くと、どんなに色をきれいに塗ることができても、どんなにいい生地を使用しても、作品自体の良さが出なくなってしまいます。なので、ここの工程には妥協せず、時間をかけてでも納得いくものを作りましょう。おすすめの方法としては、A4などの長方形のサイズの紙で一度下書きをしてから、実寸サイズの生地に下書きをしていく方法です。一度小さいサイズにデザインを落とすことによって、全体図が想像しやすくなり、イメージを掴むことができます。

布の加工をする。

次に行う作業は、使う布自体の強度を強くすることです。これを行うことによって、布のほつれ防止になり、布自体の強度も強くすることができますので、行いましょう。作業はシンプルです。布を内側に折り込み(大体3cmほど)折り目をミシンで縫うだけです。ミシンがない場合は、アイロンの熱で接着するタイプの接着剤を使用しましょう(手縫いだと時間がかかりすぎるのと、強度が十分ではないのでおすすめしません)。

実際に考えたデザインを布に下書きする

「布の処理を終えた後は、実際に布に下書きをしましょう。下書きする場合は、チャコペーパーを使用しましょう。チャコペーパーは、手芸などをするときに用いる、布に下書きを紙です。領収書などで複写できるようになっている紙がチャコペーパーですね。チャコペーパーの具体的な使い方については下記サイトを参考にしてみてください。

実際に色を塗ってみよう!!!

それでは実際に色を塗る作業に移りましょう。色を塗る作業自体は、そこまで難しいものではありませんが、集中力と丁寧さが求められる作業になります。仕上がりをよくするためにちょっとした工夫が必要になります。それは「マスキングテープを貼ってから色を塗り始めること」です。マスキングテープを、下書きで書いた線のところ(実際に色を塗らないところ、色が塗られてはまずいところ)に貼ります。多少色がはみ出てもいいように大きめに貼ることをおすすめします。

紐やハトメを通しましょう。

色を塗り終わった後は、持ち運んだ先でしっかりと結びつけることができるように、紐を通すハトメを付けましょう。通常は4か所にしかハトメは使いませんが、横断幕のサイズが大きい場合は、ハトメの数を増やして横断幕の強度をあげましょう。ハトメは「アイレットプライヤー」を用いると、取付が簡単になりますよ。ぜひお試しください。

手作りをする際に気を付けてほしいこと

横断幕の手作りは、自分一人や仲間とともに一つのものを作り上げることができます。その反面、完璧な仕上がりのものを作るのは難しくミスが目立ってしまいます。少しでもミスを減らすために、ここでは注意したいことをご紹介します。

横断幕のサイズ感を意識しましょう。

狭い空間では気にすることはないですが、広いところで使う横断幕は、サイズが小さいとデザインが見えないということがよくあります。そうならないためにも、事前に旗のサイズをはかり、使う場所でどのように見えるかを確かめておきましょう。

素材をしっかりと選ぶこと

横断幕を作る時の素材にも注意を払いましょう。なんでも安ければいいと思って安い布で横断幕を作ると、雨に濡れて塗料が伸びてしまったり、塗料を塗る際に、にじんでうまく色が塗れなかったりします。このようなことが起こらないようにするためにも、布は安物を選ばずに、お店でおすすめされている素材を選びましょう。